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2. 皮膚病を探る: 免疫/炎症性疾患と形成性疾患 

皮膚疾患を考えていくために、次に生体を外敵から防御する機構=免疫系を考えます。

  • 炎症性疾患=免疫系が、けっこう大活躍な感じの疾患。
  • 形成性疾患=免疫系が、わりあい無関心な感じの疾患。
  • 皮膚の何が異常なのか、見て・触って・考えれば、けっこう判ります。
    • 湿疹 や 乾癬、蕁麻疹 や 蜂巣炎 は、荒れたり赤く腫れたり → 炎症性疾患
    • イボ や 皮膚がん、アザ や 白斑 は、何か増えたり減ったり → 形成性疾患
  • 見た感じの性質に応じて、どんな 治療 が効きそうか、大ざっぱに目処がつきます。
    • 炎症性疾患 → 内科的・薬物的治療: ぬり薬、飲み薬、注射薬、光線?、…
    • 形成性疾患 → 外科的・手術的治療: 剥削、冷凍、レーザー、切除縫縮、…
  • 生体が病的な状態に陥った場合、まずは外敵の存在を疑って、免疫系が反応します。

    しかし、真の敵がいなかったり、敵は身中にいたりして、思うに任せぬのもまた事実。一方で例えば、異常な細胞の増殖=腫瘍、があればそれだけで病的です。細胞が正常でも、数や機能が足りなければそれもまた、免疫と関係なく病気です。そこで、免疫系の発動の有無に応じて、炎症性と形成性に二分したくなるのです。

  • 免疫系は多種多様な細胞のネットワークからなる壮大な生体機構です。

    その発動や異常があるのかないのか、そう簡単には判りません。で・す・が。
    少なくとも、それを担当する細胞たちを 組織学=顕微鏡的に特定できます。
    一方で例えば、腫瘍細胞もまずは組織学的に、正常細胞から区別できます。

  • 正常組織に比べてどこが異常そうなのか、肉眼で判らないことがわりあい判ります。

    「顕微鏡は我らが伴侶」 ── 皮膚科学は、肉眼的・組織学的観察から始まります。

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